本工事は、主要幹線道路（第二次緊急輸送道路）の国道445号でも、熊本県球磨郡五木村に位置する川辺川ダム建設事業に伴い水没する区間の代替として、1995年に完成した付替国道445号にある瀬目トンネルの舗装工事です。

2000年10月に地滑りの影響と考えられる、トンネル側壁のコンクリート剥離が発見され、学識経験者や専門家らの意見をもとに大規模地すべりを回避するための対策を検討。既存トンネルの両坑口を活かした迂回トンネルによる恒久対策を施すため、コンクリート舗装工と付随する管渠型側溝工を担当しました。