技術情報
TECHNOLOGY

インターロッキング舗装
(インターロッキングブロック舗装)

概要

独特な幾何形状の舗装用コンクリートブロックをかみ合わせ(インターロッキング)、路盤やアスファルト舗装基盤の上に敷設していく「インターロッキング舗装」。1つひとつのブロックが互いにかみ合うことで、車や歩行者の荷重を分散させ、通常のコンクリート舗装では得がたい柔軟性に特徴がある舗装です。

多種多様なブロック製品が市場に流通しており、発注者の意図に沿って形状やサイズ、敷設パターン、カラーや模様などを組み合わせることが可能。耐久性や安全性を高める際にも有効な工法です。最近では、保水性・透水性・緑化性など、より安全性が高まったものや環境配慮型のブロックも活用されています。

電線共同溝設置工事に伴う道路復旧工事(28五-1)及び路面補修工事(28五の7・遮熱性舗装) (2017年)

特徴

・汎用性に優れています。
・すべり抵抗性や耐久性に秀でています。
・透水性や保水性のブロックでは、路面温度の低減効果も狙えます。
・リサイクル素材だったりリユース可能など、環境負荷の低減につながります。
・目地幅や段差抑制の調整もしやすく、ユニバーサルデザイン化に寄与します。
・周囲の景観への調和や独自の意匠などデザイン性にこだわれます。

着色された長方形のコンクリートブロックを規則正しく並べブロック同士の隙間に砂(硅砂)を埋め込んでいきます。
インターロッキングは目地に砂を使用することで、コンクリート舗装などと異なり、給水力高いという特徴があります。

用途

・歩道や遊歩道、園路、広場など。
・商店街、駐車場など。
・コミュニティ道路、住宅地内の区画道路など。
・商業施設やビルなどの外構など。

施工実績

・墨46号路線(タワービュー通り)道路景観整備工事(その2)(2015年)
・サン大津商店街歩道タイル整備工事(2015年)
出雲村田製作所G棟・物流棟工事(2018年)

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