技術情報
TECHNOLOGY

歩道平板舗装
(ブロック舗装)

概要

歩道の路盤や舗装上に、浸水性コンクリートなど各種素材で作られた平板を並べ、柔軟な意匠性や景観性も持たせられる「歩道平板舗装」。多様な表面性状や意匠、色調の要望に対応できる舗装です。

従来のアスファルトやコンクリート舗装と比べ、歩道表面の水を地中に浸透させられるため、歩道沿いの街路樹や遊歩道への活用が進んでおり、水たまりの不快感、スリップの抑止、夏季に足の裏で感じる熱さの低減など、多彩な効果が期待できる工法です。

また、透水機能だけでなく保水機能も持たせられるなど、多彩な効果が期待できる工法です。

国道20号日野市多摩平(2)電線共同溝路面復旧工事 (2016年)
糀谷駅前地区第1種市街地再開発事業 平成28年度公共施設整備工事 (2016年)

特徴

・水たまりの不快感を解消できます。
・スリップの抑止につながります。
・舗装蓄熱量の減少により路面温度の上昇抑制効果があります(特に夏季)。
・現場養生が不要のため敷設後すぐに供用できます。
・耐候性に優れ、色彩や配列など周囲の景観に溶け込む空間演出が可能です。

コンクリート平板(透水性)の舗装は、路床の上にフィルター層、ついで路盤及び表層で構成されています。
フィルター層は、雨水が路床へ浸透する際のフィルター機能と路床土が路盤に侵入するのを防止するために設けるものです。

用途

・歩道や遊歩道、園路、広場など。
・商店街、駐車場など。
・コミュニティ道路、住宅地内の区画道路など。
・商業施設やビルなどの外構など。

施工実績

20号日野市多摩平(2)電線共同溝路面復旧工事(2016年)
・平成28年度19号守山電線共同溝瀬古南地区工事(2018年)
・田浦地区電線共同溝路面復旧工事(2015年)

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