本工事は、施工箇所が点在する工事だったため、『倉敷地区（加須山工区【夜間】）』での切削オーバレイ工12,510平米と『総社地区（美袋工区【昼間】）』での切削オーバレイ工11,690平米の２箇所で施工を行いました。
約2か月の期間の中、天候に左右されやすい舗装工事の工程を維持していくために、１日当りの施工量の増大を図ることが重要でした。そのため施工箇所ごと異なる現地の条件を考慮し、施工区割りを計画するとともに、切削機、アスファルトフィニッシャーについてはいかなる条件にも対応できる機種を選定しました。
廃材運搬、アスファルト混合物の供給については、プラントと協議を行ない、最大限の合材供給を行えるようプラントの体制を整え、使用するダンプの確保を行なうなど、予定の工期で週休2日制度も実施し、無事故で完成できました。

完成景