技術情報
TECHNOLOGY

深礎工法

概要

場所打ち杭工事のひとつ、「深礎工法」。坑壁をライナープレート(鋼製波板)や鉄筋リングなどの土留め材で支えながら、人力もしくは機械で掘削し、支持地盤へ到達したら坑内に鉄筋かごを組み立て、コンクリートを打設する工法です。近年は、土留め材にモルタルやコンクリートを吹き付ける工法も導入されています。



鋼管ケーシングを圧入する圧入機を現地に設置


特徴

・坑壁と杭底、コンクリートの打設状況が目視確認できます。
・杭底部の地耐力も容易に測定できます。
・低振動かつ低騒音な施工が可能です。
・設備が簡易で狭隘な場所や傾斜地でも施工可能です。
・杭底部を拡大すれば大きな地耐力を獲得できます。



①~③の手順により掘り下げながら山留支保工を完成させます。


用途

・基礎杭や抑止杭などの場所打ち杭。
・立坑。
・集水井。

施工実績

・世田谷区鎌田一、二丁目付近枝線その3工事(2011年度)|見える!わかる!下水道工事コンクール南部事務所長表彰
世田谷区大蔵一、四丁目付近枝線工事(2012年度)|見える!わかる!下水道工事コンクール南部事務所長表彰
・世田谷区砧四、六丁目付近枝線工事(2013年度)|見える!わかる!下水道工事コンクール南部事務所長表彰
・世田谷区砧三、四丁目付近枝線工事(2015年度)現在進行中
・世田谷区桜丘五丁目、千歳台一丁目付近枝線工事(2015年度)現在進行中

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