技術情報
TECHNOLOGY

推進工法

概要

地表を掘削しないで下水道や水道、ガス管などを地中に埋設する、管きょ工事の非開削工法の総称です。開削工法に比べ路面を掘削する部分が大幅に減少するために、様々なメリットがあります。

加えて、あらゆる管種・管径、そして軟弱質・粘精度・砂礫土・硬質土などの土質に対応する柔軟さも併せ持ち、戸田道路では特に呼び径250〜700の小口径※で、交通量の多い道路や市街地、線路などを横断する開削困難なエリアなど、数多くの実績を積み重ねています。

※小口径管推進工法では、圧入、泥土圧、オーガ、泥水、泥濃、さや管方式など、使用する推進管種や耐荷力などにより多彩な工法に対応。長距離で急曲線(最小曲率半径30mR)の施工も可能な曲線工法など、それぞれの特徴を理解・把握しながら、工事現場に最適な工法で臨んでいます。



発信立坑より泥濃式曲線掘進機を油圧ジャッキにて推進



発信立坑より仮管併用掘進機を油圧ジャッキにて推進



発信立坑より泥濃式曲線掘進機を油圧ジャッキにて推進


特徴

・工事占用面積を抑制できます。
・騒音や振動、粉じんなどを低減できます。
・工事期間中の交通や周辺住民への影響を低減できます。
・地表の開削困難なエリアでも適用可能です。
・多彩な工法でどんな土質にも対応します。
・長距離やカーブがある場所でも施工できます。



発信立坑より泥濃式曲線掘進機をプリズム(光波)または、電磁波を用いて位置を確認しながら推進している状況を平面的に解説


用途

・都市部での下水道管の入れ替え。

施工実績

・世田谷区鎌田一、二丁目付近枝線その3工事(2011年度)|見える!わかる!下水道工事コンクール南部事務所長表彰
世田谷区大蔵一、四丁目付近枝線工事(2012年度)|見える!わかる!下水道工事コンクール南部事務所長表彰
・世田谷区砧四、六丁目付近枝線工事(2013年度)|見える!わかる!下水道工事コンクール南部事務所長表彰
・世田谷区砧三、四丁目付近枝線工事(2015年度)現在進行中
・世田谷区桜丘五丁目、千歳台一丁目付近枝線工事(2015年度)現在進行中

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