本工事は、鳥取自動車道の未開通区間、大原IC〜西粟倉ICのうち西粟倉を含むL=520m区間の工事です。路側防護柵工、排水構造物、区画線工、標識工を含む舗装工事であり、車道部については本線部は排水性舗装、ランプ部は塩分残留濃度の高い多機能型舗装です。



特に施工に関しては供用しているICのため、切替及び下り線を通行止めにしながらの施工となりました。より安全管理に細心の注意を払い、また舗装時期が冬期と重なることから温度管理も重視して取り組みました。出来形管理については、TS出来形を使用して効率化を図りました。

姫路（山陽）と鳥取（山陰）を結ぶ自動車横断道路で、この西粟倉ＩＣの完成で全線開通となり、人と物流・経済に大きな影響をあたえました。