技術情報
TECHNOLOGY

薄層舗装
すべり止め舗装(ニート工法)、着色舗装、カラー舗装

概要

交通安全の機能を持たせる意味合いから、また周囲の景観との調和を図る目的から、利活用されることが多い「薄層舗装」。アスファルトやコンクリートの舗装面に、樹脂系の接着材料を均一に塗布し、骨材などの混合物を固着させていく舗装です。

既設道路などの舗装の上からも施工することが可能で、路面のすべり抵抗を向上させ、安全性を高めることに寄与します。同時に、通行帯や交差点付近の区分にも着色による視認性向上を促します。薄い層(接着面と混合物面を合わせ20~30mm厚)のため、コストや工期の抑制にもつながります。

平成28年度城南野鳥橋落橋仮設切廻し道路整備工事 (2018年)

特徴

・すべり抵抗性を高め、走行時の安全性が向上します。
・バスレーンなど通行帯の色分けで、交通安全性を高めます。
・交差点手前などのカラー化で注意喚起を促します。
・ゼブラパターンの施工で路面に凹凸を設け、減速や居眠り防止に効果的です。
・路面切削なしで施工できるため、コスト面や工期短縮につながります。
・耐久性や耐候性にも優れ、周囲の景観に配慮した道路造りに寄与します。
・老朽化した路面のリフレッシュにも最適です。

特殊バインダを用いて舗装面に硬質骨材を固着させるすべり止め舗装で、路面の摩擦抵抗が高いため、スリップ防止に効果があります。

用途

・交差点内、交差点流入部。
・バスレーン、自動車や自転車専用レーン。
・スクールゾーン、路側帯。
・歩道、公園、広場。
・交通事故多発箇所。

施工実績

平成28年度城南野鳥橋落橋仮設切廻し道路整備工事(2018年)
国道9号長府侍町交差点改良外工事(2012年)
・滋賀県立命館守山高校造成(2010年)

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